PEAM

酵素系助燃添加剤 PEAM


燃焼環境を完全燃焼に近づけることで燃焼効率を高め、燃料消費量の削減、排気ガスの改善に力を発揮しています。

  • 燃料撹拌作用により、燃料を均質化します。
  • 燃料タンクから給油、燃焼機関、排気機関まで、一連の機関を清浄化して燃焼環境を改善するだけでなく、メンテナンスや修理費用も軽減されます。
  • 特に残留炭素を多く含む重油の未燃カーボンやスス問題に効果絶大。
  • 各国の精製技術レベルによる石油燃料の質のバラツキ対策に効果的。
  • 燃焼環境の改善により、NOx, SOx, COの低減。
  • 排気質の改善とトータルなコスト削減効果に定評。
  • 植物由来酵素系なので、金属系とは違い、二次汚染の心配なし。
  • 石油燃料の種類を選びません。(重油、軽油、ガソリン、灯油、など)
  • 燃焼時の石油臭を抑制します。

使用方法は、1/10000の添加率で、燃料タンクに加えるだけ。

撹拌作用で自然に燃料は均質化されます。

PEAMの適用事例


船舶

内外の船舶会社に採用実績あり

メンテナンス費用削減(遠洋漁船、同型同種、僚船との比較)

  ピーム添加僚船 ピーム無添加僚船 コスト削減効果
燃料弁ノズル 4航海で交換 1航海で交換 -75%
潤滑油 1年で交換 半年で交換 -50%
ピストン燃焼室 汚れない 汚れの除去に手間要す 掃除費用-100%
カーボン付着なし 冷却室に固型カーボン付着で除去大変 掃除費用-100%
排気弁 1年間使用可能 1年間に2回取替が必要 -50%
吸気弁 異常なし2年間使用可能 1年1回オーバーホール -50%

節油効果

本来、船舶の実際の航海燃費は、潮流、風向、風力、吃水、船速負荷等による差異が大きく比較が困難です。

右の節油率については、これらの諸条件が、大体似かよった定期フェリー航路の長期記録を比較した結果です。

Bフェリー(瀬戸内海) B重油 -5.9%
Tフェリー(東京湾) B重油 -4.0%
Sフェリー(橘湾) C重油 -3.0%
Gフェリー(瀬戸内海) C重油 -3.0%

車輌

国内外の運送会社、バス会社等で広くテストされ採用されています

路線バス走行テスト路線バス走行テスト

実走燃料 平均 -7.5%
排煙排出量 平均 -36%

潤滑油テスト

潤滑油テストでは、劣化を緩和する傾向が確認されました。
(n-ペンタン、ベンゼン不溶解分が半減

トラック走行テストトラック走行テスト

トラックでは、国内大手運送会社、M社が入念なテストの結果、平均実走燃費約-8%の結果を確認し、全面採用しています。

鉄道

ディーゼル機関車輌

国内外の旅客列車(ディーゼル機関車)による実用試験では、燃費・排気煙等について顕著な改善が確認されました。

更に国内では2対のエンジンを搭載する機関車にて、それぞれのエンジンにピーム添加、無添加の条件にて実走させ、詳細な燃費測定を行った結果、-7~8%の節油効果が確認されました。

ボイラー・焼却炉

完全燃焼に近づけられたことで燃油消費削減や排気改善などの相乗効果

燃焼効率

一般にボイラーの効率は、右のグラフの通り、ある負荷率のところで最高効率を示します。
負荷率がそれより低ければ、不完全燃焼が増えて効率を落とし、高くなれば排ガス温度が高くなって効率を落とすためです。

また、同じ負荷率で運転されても、長い月日を連続運転していると、次第に効率は落ちてきます。

ピームを添加した燃料を使用すると目立った効率の低下を防げます。

燃焼効率

空気比

一般に、空気比を下げることは問題ありますが(失火の恐れなど)、ピームにより著しく燃焼が改善する場合には、下げることも可能になります。

焼鈍炉の例ですと、右のグラフのように、空気比を1.5以下に下げられなかった炉に対し、ピームを添加することにより、1.1~1.2まで下げることが可能となり、結果として-19%の節油効果を引出しました。

空気比

内部の汚損

ピームを添加した燃料を使用することで、ディフューザーの汚れ、炉底の堆積物(デポジット)に大きな違いが出ます。

内部の汚損
添加前

黒煙の防止

町中にあるホテルや工場など、近隣への配慮から、黒煙防止に燃料にピームを添加しています。

黒煙の防止
添加前

農業・食品加工

近代農業経営には、石油は欠かせない燃料となっています

石油・未燃焼臭防止

米穀、椎茸、葉煙草などの場合、低い温度でも未燃焼臭の移り香や、着火ミスの心配もなく、管理が非常に楽で、全国の経済連、水畠米などにおかれましても、推奨、採用されているところも少なくありません。 また、食品加工においても石油臭対策で使用されています。

石油・未燃焼臭防止

カントリーエレベーターでの乾燥用燃料に添加

麦の場合は高温でも良いですが、米を天日乾燥のような仕上がりにするためには非常に難しい温度管理が必要になります。 ピームを添加した燃料を使用すると、温度ムラが無くなり、スタッフが付っきりで監視する必要がなくなり、好評頂いています。

石油・未燃焼臭防止

ハウス栽培農家の温室ボイラー

A重油は各種油がブレンドされていますので、寒い季節には着火性などの問題が起こりますが、ピームを添加することにより、油が均質化され、燃焼状態が改善されます。冬期に着火不能であったものが、ピーム添加によって容易に着火できるようになった例が多々あります。

酵素系 助燃焼添加剤PEAM(ピーム)の主な働き


燃料の均質化

石油燃料の種類によって含有量は様々ですが、硫黄分や残溜炭素、そして特に重油で問題になるスラッジが含まれています。

ピームの撹拌作用による燃料の均質化は、それらの含有物を完全燃焼させ汚損原因を減らします。
ピームの添加時における撹拌作業も不要で、新たな機械への投資は不要です。

均質化作用

燃焼機関の清浄化

ピームは、燃料貯蔵タンク⇒給油機関⇒燃焼機関⇒排気機関と、燃料貯蔵タンクから排気機関までトータルに、一連の機関内部を清浄化させます。

特に燃料の噴射・噴霧の目詰まりなどは燃費低下にも直結する重要な要素です。

また、未燃カーボンやススなど、へばり付いた汚損の洗浄は大変な作業ですが、ピームは清浄化すると共に、コーティングに似た作用で新たな汚損を予防します。

船舶

燃料タンク
ピーム添加
長期間ピームを使用の船舶の重油燃料タンク)
無添加 ピーム添加
噴射ノズルの汚損(A重油使用)
無添加 ピーム添加
ノズルの汚損(A重油使用)
無添加 ピーム添加
排気・吸気バルブの汚損(軽油使用)
無添加 ピーム添加
ブレード、シャフトの汚損(A重油使用)
無添加 ピーム添加
船舶(重油使用)のエコノマイザー清掃前の状態
無添加 ピーム添加
船舶(A重油使用)からの排気

ボイラー・焼却炉

無添加 ピーム添加1年 ピーム添加2年
ボイラー(重油使用)炉壁の付着物及び炉底の堆積物
無添加 ピーム添加
ボイラー(重油使用)100日間燃焼後の炉底の堆積物
無添加 ピーム添加
ボイラー(重油使用)の炉底に堆積したデポジット(未燃物)
無添加 ピーム添加
ボイラー(重油使用)10日間燃焼後のディフューザー
無添加 ピーム添加
ボイラー(重油使用)のディフューザー
無添加 ピーム添加
ボイラー(A重油使用)バーナー
無添加 ピーム添加
ボイラー(A重油使用)バーナー

価格表


酵素系助燃添加剤 PEAM(ピーム)

各種サイズ 本体価格 添加率 添加対象
1リットル缶 12,000円 1/10,000 10,000㍑
 18リットル缶 200,000円 180,000㍑

本来のECOは“コスト削減”の追求

2007年に設立されました『ECOグローブ21プロジェクト』では、オンリーワンな新技術を活用したコスト削減、電力削減、燃料削減、フライヤーオイル延命、フォークリフトバッテリー延命、ゼロエミッション、赤錆・赤水対策、油脂排水、衛生管理など、お客様のニーズに合わせ、コスト削減と環境負荷軽減に繋がる様々なソリューションをご提案しております。

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